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夜矢 5  望むままに

前回

五黄はふと見る、お鈴や娘達のキラキラした魂が誇らしげだ。嬉しい酒は益々、旨くなる。
夜矢の火急を知り、ノン吉を連れて行く。長男坊が子猫のように慌て焦る姿に、胸が熱くなる。


はじまり、はじまり


急いで夜矢の部屋に向かう。
襖を開けると、女郎達が夜矢の寝ている布団を取り囲み、枕元ではお鈴が泣いている。

「お鈴」

「だ、旦那様、、、」

「夜矢...」

ノン吉が呟(つぶや)く。

「女将さん、俺ノン吉です。お世話になりました」

「旦那、、、ノン吉様がどうして?・・・」

「お鈴、お前達もこっちにお出で」

「夜矢、俺だよ」

夜矢は一夜でここまでと云う程、やつれていた。ノン吉の声で薄目を開けた。

「どうして来たの?」

「来たら駄目かい?」

「もう会えないと思っていたから・・・」

「お前と所帯を持ちたくてよッ、迎えに来たんだよ!」

「ふふ、笑えるよ...死ぬ前にこんな可笑しい話しを聞けるなんて思わなかったよ...」

夜矢は薄く笑いながら咳き込んだ。

ごほんッ、ごほんッ

本気だよ!いつだって本気さ」

「昨日会った間なしなのにかい、、、」

「いいじゃないか、惚れちまったんだ!」

「ふふ、こんな安女郎をかえ、、ゴホッゴホッ・・・」

夜矢は目も開けていられないのだろう、苦しそうにしている。


父ちゃん!頼むよッ!


五黄は直ぐにそばに来た。

「どうしたい?」

「こいつを死なせねえでくれッ、俺はイヤだッ!


よしッ!


夜矢はその声を聞き、目をはっきりと開けた。

「旦那、、、止しにして下さい」

「何故さ?」

「あたいはもういいの、もういいの、、、会えたもの・・・こうして会えたもの...」

「こいつと暮らしたくないのか?」

「あたい、、、あたいはずっと待っていた・・・いつも、い..つも.....」

意識が無くなりそうになる。


父ちゃん!やってくれよッ!


「わかった!」

「駄目...だめ...」

「ノン、、、救っても夜矢に生きる気力がなきゃ無理だよ」

「そんなあ・・・」

「わかっているだろ?」

「夜矢、俺と暮らそう!俺のそばにいてくれッ!

「旦那、、、」

「何だい?何でも言ってみなッ」

「あたい、、、【常世花(とこよばな)】の花畑に行ってみたい・・・」

「ノン、夜矢の望みの侭にしてやろう」

「父ちゃん、せめてこいつが朝まで保つようにしてくれ」

「ああ、いいともさ」

「夜矢、行こう」

「あんた・・・」

ノン吉は布団ごと抱え夜空に飛んで行く。

挿絵参照↓↓↓  絵をクリックすると大きくなります
michiyuki.jpg


五黄は深い溜め息をつき、ノン吉を見送った。隣の部屋に行き、様子を伺っていたお鈴達の前に座る。

「行ったよ」

「死んだのッ?」

「いや違う【常世花】の花畑に行った」

「・・・・」

「夜矢の望みだ」

「旦那様、あちきに話しておくんなさい。ノン吉様と夜矢は何かござんすの?」

「んン、、、古い話しさ。今の名は『夜矢』...その前は荒夜、泪夜、流夜、待夜だった・・・」

「なんかどれも悲しい名前...」

「先の店だけじゃなかったの?」

「今生の名前じゃないさ」


えっ?


「あいつはな、何度も生まれ変わっているんだ。今度で五度目さ」

「そんなに!?」

「ノンとの出会いがどんなだったかは忘れたが、ノンは初手から惹かれたんだろ」

「夜矢は美人だもの」

「そん時は『おさん』と言ったよ。小さな一膳飯屋の娘だった」

「郭じゃなかったの?」

「おぼこさ。そんなあいつらは相惚れになると所帯を持った。おさんが十七、ノンが九百歳頃だったかな」

「はあ~ッ?」

「あいつもまだまだ若かった」

「へぇえーー?」

「ひゃーーーッ」

「それで若いんですか?」

「うっほん、まあな」

「それで?それからどうしたんです?」

「あいつは仕事も忙しかった、茂吉と二人、何とか三役所をものにしようと必死だった。世界中を駆け巡っては地図を作製し、国民の数を調べ、人国にも行き、稀覯(きこう)本の果てまで収集してくる。

茂吉は離れるわけにもいかなかったからな。あそこの資料は全てノンが収集したり、調べてこさえたものさ」

「あたい、馴染みに聞いた事ある!恵み子様の学校にはもの凄い図書館があって何千万、何十億冊って云うご本があるって」

「それをノン吉様がお一人でーッ?」

「そうだよ。だからわかるだろ?どれだけ忙しかったか」

「はい」

「だが、理解できない者がいた」

「夜矢ですか?」

「ああ。あいつが少しは世間を知っていれば、ノンの仕事を理解できていれば違っただろう」

「十七でしょ?、、、若いもの、、、」

「確かにそうだな。寂しさから、ノンが帰って来ないのは郭の女に夢中なんだと邪推した」

「そんなあ、、、」

「誰か吹き込んだのかもな」


何てまあッ


「罪作りな奴は何処にでもいるもんだ!」

「それで、それで?」

「おさんは一人【身魂抜きの宮(みたまぬきのみや)】に向かった」

え゛・・・・

「ノンが久しぶりに帰って来ると恋女房が居ない。おさんを探して世界中を探したらしい。まさか身魂抜きをしているとは思いも寄らなかったのよ。

茂吉がいつものように身魂抜きの宮からの帳面を見せられ、おさんの名を見て驚いた。慌て騒ごうが既に身魂抜きをした後だった。

茂吉から連絡を受けたノンは急いだが結局、【魂納め(たまおさめ)】をするおさんに会う事すら出来なかった」

「・・・・」

「早まった事をッ」

「後で茂吉から聞かされた。役人に『願いは?』と訊かれると『唯一つ、女郎になって亭主と会いたい』と言ったそうだよ。不思議な願いに戸惑ったそうだ。

普通は銭持ちになりたい!苦労はしたくない!と願うのにな、、、【この世鏡】にノン吉との関係も映る、女房というのもわかる。

それなのにどうして?と思ったそうだが、何も言わずに身魂抜きをするのが掟、だからそのまま実行されたのよ」




つづく

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何だか、とっても悲しいのに、ちょっと笑える・・。
って、私の感覚はおかしいのかな?
ノン吉、若干900歳・・・・(笑)
それにしても、夜矢にいらぬことを吹き込んだのは誰??
と~~っても、罪深いやつだわ・・・・(=`ェ´=) ム!
どこにでも、こんないらぬやつっているもんだな・・・。

そんな前世があったんですね~。

夜矢も可哀想ですが、ノン吉のショックも大きかったでしょう。

この二人、ここで終わりにしないと、まだまだ繰り返しそうですね。

二人の魂が安らげるようになりますように!

それにしても、【常世花】の花畑って♪もの凄く、興味あります♪=^ェ^=

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ものすごい女……というよりは、ほんとに哀れな女ですね夜矢……。

哀れすぎて言葉も出ないであります。

というか神に近い存在は定命の伴侶を持っちゃいけないんじゃないかと思います。

ノン吉くんには悪いですが……。

う~ん、ノン吉に逢うがだけのため、生まれ変わる女。
女郎になって、亭主に逢いたい・・・か。
女の性とはいえ、悲しいなぁ。
「愛」なんて言葉で、簡単に言えないもの。
ノン吉にしてみりゃ、辛いだろうけれど『男冥利に尽きる』話だわね。

十七の若女房に「クダラナイ事」を吹き込んだのは、一体誰さね!?
私の前に、その面晒してみやがれ。
沸々と怒りがこみ上げてきた。
八つ裂きにしてくれるわっ!(怒)
その前に、自分がそうならないよう心しなければ。

この話、展開が見えそうで見えず、まっこと面白い♪
ちょっと落ち込む内容ですが、それも含めて楽しみに読ませてもらってますです^^

姐さん、遅くなってごめんなさいよ。
時節柄、多忙を極めて・・・先ほど、戻りました。
疲れたにゃ~~~!
も~~~っ!v-356

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そうか、そういう訳だったんだ。
思い詰めての願いとはいえ 5回も繰り返しちゃったんだね。
それどころか エンドレスになる可能性だってあるんだよね。

でも、それを断ち切る方法が
きっとこれから示される気がする。
この世界には それを可能にする者たちがいるんだから(*^。^*)

こんばんはー



 深い愛と言うものは、時に盲目にするのでしょうか?
 しかし、若さ故におかした過失を、後の日々の全てにまるで罪のように背負わされるのは不平等だなと、思います。昔から、実際に、そういう救い無き苦難を受ける者が数多く存在する……その表では何一つ苦労無く生きる者もいる。世界の意図は、今だ、まったくといって測り知れません。

 しかし、夜矢さんはこうして最後に幸せを掴もうとしている。
 やはり、希望の光はかならずどこかで、見守るように私達を差しているのでしょうね。
 私の生きられる理由の1つにも挙げられそうですv-291

こんなにも、恋に生きる女だったのですね、夜矢。
ノン吉が恋しい故に、何度も生まれ変わるなんて。
でも、そんなに好きになれる相手がいるって、実はなによりも幸せなんじゃないでしょうか。
彼女はまたきっと生まれ変わって、ノン吉に会えますよね。
ノン吉、何度でも見つけて、何度でも恋してあげて欲しいなあ。
悲しいけど、情熱的で、羨ましい二人です。

なんとも、五度も、出会いと別れをくり返してるって事ですよね。おさんの時にどうして、のん吉と結婚生活を出来なかったんだろうと、残念です。ノン吉もまだ若かった(9百歳でしたが・・)んでしょうね。おさんの寂しい気持ちに気づいてなかった。もう少しお互いを信じ会えてれば、こんな悲しい出会いと別れは、繰り返しなかったのになぁと、なんともため息がでます。花畑・・・どんな花が咲いてるのかな・・・。

うわ~~ん(´Д⊂。・゜・。

うう・・・なんて切ないの・・・・・
今生で、この因果の鎖が断ち切れて
幸せな来世が来ることを望みます・・・

十七の幼な妻の愚かだけれど
切なく思いつめた願いが哀しくて悲しくて・・・・・・・

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悲しいです。
ノン吉と夜矢は5回も出会いを繰り返して
いるのですね。

若すぎたおさんは誰に吹き込まれたのか
誤解したまま身魂抜きをしてしまったのですね。
確かめていればこんな悲しい出会いを繰り返さなかったの
のに・・・。

やっと会えたのにもう生きていなくて良いという
なんて寂しいです。ここからもう一度やり直せたら
良いのに・・・。

ぴゆうさん。
こんにちは♪

おや。
奇遇でびっくりです☆
さやいちがいま読んでる小説の登場人物も【おさん】と言うのですよ♪
それはそれとして・・・

もともとはノン吉と夫婦だったのですねぇ。
忙しい旦那様を持つと奥さんは淋しいのは仕方ないですね。
子供でもいればもしかしたら違っていたのかな?
淋しい気持ちでいたから、
ちょっとした思いつきや、
ちょっとした他人の言葉で、
疑いを持ってしまったのでしょうね。。。
でも、疑うと全て疑わしく思えるんですよね。
普段と変わらない事でさえ、
何かの意味があるのではないか、
どうしてこうしたのか、
本当は何してるのかって。
きりがないくらい疑えますよね。
ノン吉も仕事の為とはいえ、
かつてのおさんに淋しい思いをさせた贖罪と言う言葉だけでは
かたづけられない思いがあるのでしょうね。
どうか最後は幸せだなって思ってもらいたいですね。



きらたるちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

いいとこを付きますなぁ〜
ぷぷ
哀しいばかりじゃ嫌だものね。

そうなの、どこにでもいるのよ。
私はこう思うことにしている。
「◯◯さんがこんなことを言ってたわよ」
「なんですって!」
となるのが人情、
でもこんな諺がある。

聞けば聞きっ腹

知らなければ何とも無いのに態々教えるのは親切心?
イイエそうではない、そもそも相手が悪口を言うのを黙って同調しているから
相手はいい気になって話したこと。
つまりは聞き手はフムフムと同意をしている。
それをさも正義であるかのように振舞って囁くのは、悪意。
誰が悪口を言われていい気持ちになりますか。
だから、そんなことを告げ口をする奴は信用のならない悪意のある人と思うことにしている。
そんな人の思うがままに喧嘩をするのは馬鹿の極まりだものね。
それより青い空見て思い切り深呼吸する方が体にいいものねぇ。
v-410

ルビィちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

哀しいスパイラルですね。
まだ五回くらいに思っているでしょうね。
ぷぷ

そうなってほしいものです。
常世花の花畑はこれからも出てきます。
覚えていてね。
へへ
v-392

ポール、いらっしゃーい!

こんばんはー

これはノン吉に耳が痛い話です。
全くもってその通りですが、
この世界の民草の命は百年。
ですが、転生することは望めます。
考えれば、王族達とは魂として代わりはないのです。
民草のほうがお得かもしれない。
だって百年も何かをしていたら飽きるでしょ。
百年ごとに心機一転できるのだものね。
皆、無事に百年を生きて次の世に夢を見る。
楽しいと思う。

ノン吉は考えないとね。
v-391

llama姉さん、いらっしゃーい!

こんばんはー

全くその通り!
男冥利に尽きる!
そんな男ニャンでもいないと、彩りがない。

ぷぷ
どこの世にもいるよねぇ〜
悪意のある奴ってね。
おさんの幸せに嫉妬したのでしょう。
只、可愛いだけ若いだけじゃないのってね。
それは許せないことだけど、味方を変えれば
おさんに周囲が認めるだけのものがなかったから
あの娘ならと思われるというのは、本ニャンの努力がいること。
おさんはしてないね。
子供だもの、だけど三吉のような子もいる。
ぷぷ
最後にわかってもらえるかにゃ

ありがとニャン。
毎度うれしいのぉ〜
幸せですだ!

とんでもござんせん。
いつもいつもありがとうしかないよん。
v-406

園長さん、いらっしゃーい!

こんばんはー

あるあるだねぇ〜
おさんが大馬鹿ならそのまんまだわねぇ
そんな大馬鹿に恋したと思ってノン吉も諦めるしかない。
ぷぷ

ありまぁ!
どうしましょう・・・
園長さんが最終で納得してくれるといいなぁ~
v-410

ゆうちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

いいえ、これは罪なのです。
己に与えられた命を己から返上したのです。
己が選んでこの世に産まれたのに
今の生活が辛いと逃げ出した。
身魂抜きとはリスクがあることなのです。
そして生まれ変わった魂が気がつくまで繰り返す。
それがこの世界の理なのです。

実生活では不条理以外何者でもないと思います。
なのでこの世界ではそんな不条理を持ち込みたくなかった。
こんな話を聞いたことがあります
インドのお話です。

ある神様夫婦が金持ちの家の前で物乞いをした。
金持ちはうす汚い神様夫婦を追い出した。
次に訪れたのはお爺さんの家だった。
痩せこけた牛一頭しかないような貧しい家。
お爺さんは夫婦を持て成すために、
たった一頭しかない牛を売り飛ばし、その金でもてなした。
其の後、お爺さんが大金持ちに金持ちは貧乏人にと思うでしょう!
処が金持ちはもっと金持ちに
貧乏なお爺さんはもっと貧乏になった。

?

理解出来ませんよ、それがこの世なのかもしれません。
イヤダイヤダでござる。
ああーー言い出したらキリがないから止めとこ。
v-16

limeさん、いらっしゃーい!

こんばんはー

本当だよね。
そんな熱い思いになったことなんて残念ながらニャイのぉ〜
全く情熱的だよね。
会う度に恋をするニャンて

v-16「ノン吉も満更じゃないだろ!このエロ猫!」

v-283「ちょっと!それはないでしょ、エロ猫って・・・そんなあからさまによ」

v-16「鼻の下が伸び切ってるぞ!」

v-283「げっ・・・これは何が何して何だかなぁ〜もう行くわ」

v-16「こらぁーまだ話はこれからだーーーーー」

ぴゆう記者の核心を突く質問にノン吉は居たたまれなく去っていった。
むぅ・・・・
v-389

むらななちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

ノン吉は手に入れたお花は放っといても枯れないと思っていたのでしょう。
手入れ一つしないで枯れたからと言って文句も言えないわねぇ〜

おさんには荷が重すぎたのかもしれませんね。
卸したくなったのかもしれません。
それも仕方ないこと、二人の気の長い物語はまだ続きそうです。
夫婦の信頼関係を築くのはどちらも対等でなければ無理だと思う。
ぷぷ

常世花の花畑はこれからもチョイチョイ出てきます。
覚えておいてねぇ〜
へへ
v-392

かじママちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

因果の鎖
言い得て妙でござるなぁ〜
まさに二人は其の鎖でがんじ搦めでしょうね。
誰が解くのでしょう・・・
痛い、辛いと泣き叫んでも誰も解いてはくれません。
だって誰も解き方を知らないのですもの
自身で解くしかないのです。
ぷぷ

キツイことですが、愚かではならぬのですよ。
分に過ぎる事を受けたのがおさんの苦労の始まりかもしれません。
苦労は買ってでもしろと云うから、頑張るしかないね。
ぷぷ
v-389

うにゃままちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

ですね、懲りずにやっています。
ぷぷ

おさんの行為は褒められたものではありません。
ですが、それより他無かったのでしょう
哀れです。
ノン吉のフォローもなければ仕方ないですよね。
ノン吉にもこの事はとても大事なことなのです。

やり直しこそ、この世界のいい所であり、便利な所。
最終でうにゃままちゃんに喜んでもらえるといいな。
へへ
v-410

さやいちちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

おおーーそうでござるか。
私はこの名前には思い入れがあります。
必ず使いたかった名前です。

父方の祖母が父に話したそうな

「俺がわっぱの頃に新田の埋め立てがどうにも上手くいかないので人柱をしたらどうだと云う事になった。
近在に募集をしたが誰も手を挙げなかった。
すると下働きをしていたおさんという娘が手を挙げた。
「私には親もなければ頼る身内も居ない、お世話になった旦那様のお役に立ちたい」
そう言い、何を言われても聞かず、そのまま人柱になった」
今も「お三の宮」と祀られているという話でした。
祖母は俺の村にもその話が来たからよく覚えているんだと言っていたそうです。
怖い話です。
哀しい生涯を遂げたおさんさん、立派過ぎますよね。
まだ若い身空なのに・・・
とても衝撃的な話しなので記憶に残っています。
昔の人は女でも俺と言っていたんですよ。
へへ

たらればになってしまいますよね。
でも、おさんには必要なことなのかもしれません。
また、それはノン吉にも必要なことかもね。
長ーーい目でみるとほんの百年。
ぷぷ
v-391

こんばんは~~♪
せつないお話ですね。
夫を信じられなくなって でも逢いたくって・・・
会うために女郎になるなんて夜矢さん切なすぎます。
夜矢さんの行きたがってる常世花の花畑ってどんなところなのでしょう?
次に挿絵が出てくるのかな?

りんだちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはー

疑心暗鬼という子鬼が心に住み着くと
苛立ちや不信がご飯になって
どんどん育って大きな鬼になる。
其の鬼に心を喰われてしまったのでしょうね。

仕返しでした行為がノン吉だけでなく、
自分も苦しめる結果となりました。
アホだよね。

孔子が言いました。

復讐の旅に出る前に墓穴を二つ掘れ

そんなものなのよね。

そーなんです。
へへ
v-410

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 のくにぴゆう

Author: のくにぴゆう
猫国の住民達の物語を書いています。
作者はコメを食べて生きてます。
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