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第二章 旅立ち 干物屋五斗4


前回

五黄達がとんでもない長生きだと知って、驚く三人達であった。


はじまり、はじまり


「じゃあ、あの九尾の姐御もですか?」

「あの姐さんがいくつだか知らないけど、恐ろしく長生きなことは確かだよ。
俺が知っているだけでも何回もくっついたり、離れたりしているからなぁ。

最初はニヤついて姐さんのとこに行くんだけど、しばらくすると、もう大変な剣幕で俺はあのメス猫に殺されちまう!って剣幕だけはすごいんだが、よれよれになってノン吉よぉ、迎えに来てくれよぉなんて使いをよこすんだよ。

一人でさっさ帰れるのに、ちゃんとした理由がないと帰してもらえないものだからね。姐さんの分別なしも少しはなくなったけど、あれは病気というより生まれついてのもんだわな」


「そんじゃ、あちしの嫁のお陽なんてかわいいもんですね」

「おう。かわいいもんさ」

「これは内緒だよって教えてくれたんだけど、ここだけにしてくれよ」

「へーい」

「お前達はあんな風に気安いから知らないだろう。
あのお方は本当は大親分どころか、とんでもない猫の神さまみたいなお方なのよ。

なんでもこの世をお造りになった神様がいてさ、その神様がある日、鼻毛を抜いていたんだと、あんまり抜いてたもんで その内に鼻がこそばゆくなって、大きなくしゃみをしたんだそうだ。

そのくしゃみと共に生まれたのがあの父ちゃんなのよ。
元は鼻毛らしいんだわ」


鼻毛!?


三人は大爆笑した。(ぐひゃひゃ、アヒャヒャ~)腹がよじれそうになってひぃひぃ言いながら笑った。

世の吉は泣きながら「どうりで、毛が固いはずだ~~」

挿絵参照↓↓↓ 絵をクリックすると大きくなります
warwara.jpg


またまた、大爆笑した、ノン吉も一緒に転げ回って笑っていた。
あんまり笑っていたので、潜り戸を叩く音に気がつかなかった。

「お前さぁぁん、居るのか~ぃ?」

戸をどんどん叩きながら、世の吉の嫁のお陽が騒いでいる。
やっと気がついた四人は、それでも腹を押さえて、ひぃひぃしている。
ノン吉に誰にも言うなよと念を押されてうなづいた、世の吉が戸口に向かって言う。

「うるせえなあ、今開けるからよ、そんなに戸を叩くもんじゃないさ」

戸を開けると、お陽がひょいと顔を出す。

「やだねぇぇ、干物臭いのと男臭いのでたまらないよ」

「どっちにたまらないんだか」

ノン吉が舌を出す、お陽がむっとした顔をする。

「早く出て来なょ、あたしゃ外に居るよ」

勢いよく戸を閉めた。

バッシっ!!




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非公開コメント

出生が鼻毛というのも珍しいです。

うーん、ファンタジーやSF多く読んでいるけど珍しい。
ショートショートにありそうで、たぶんないんでしょうね。

出生知ったら本人卒倒するどころの話ではないんでけれどw

でも挿絵、男のよもや話って感じがよくでています。
手間かけてあるので絵だけでも楽しいです^^ゞ

ちあさん、いらっしゃーい!

ええっ!
そうなの?
てっきりありそうかと・・・
まずいよ、まずい・・・
ノン吉に言うとかないと、ププ
鼻毛の話はずっと後で出てきますよ。
きっとがっかりするね、アホ草ってv-391

絵を褒めてくれてありがとう、感じが出ていたら嬉しいです。

鼻毛から生まれた・・・爆笑ものです。
猫の神様と思ったら鼻毛だとは誰も思うまい。

読みながら、「ブンとフン」って小説を思い出しました。
著作は井上ひさし。
似てるわけではないけど、同じような匂いを感じてニヤリ。

ユーモアは意外なところに転がってるもんです。
鼻くそじゃなかっただけずっとましでしょう(笑)。

節さん、いらっしゃーい!

ごめんねぇ、コメント欄自体に気がつかなかったのよ。

何かの模様くらいに思っていたの・・・
恐るべし、テンプレの罠・・気がつかない私がいけなかったよv-406許してね。

鼻毛の話はちょーーーつまんないオチがずっと先に出てきます。
まだ先だよ、第六章くらいだよ。

こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます。

感想も残さず、送り逃げしてしまい申し訳ありません。汗。

ところでぴゆうさん。
私のブログと相互リンクしていただけませんでしょうか?
一度ご検討下さい。
よろしくお願いします。

ヒロハルさん、いらっしゃーい!

おこんにちはーーv-411

こちらこそ、いつも訪問ありがとうございます。

長い物語ですから、のんびりでいいんですよ。

その内にコメくれ~~って騒ぎます。耳元で、それもだみ声でv-391

いいですとも、仲良くしましよう。

さっそく、リンクしますね。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんばんは

深い!?
鼻毛とは!またびっくり!
猫の神様~!
読んでいて大笑いしてしまいました。

では、また明日~(^^)/

よしいぞうさん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

受けましたか。
v-283ニャハハハハ

ノン吉も喜びます。
なぜって・・・
ムフフでござる
v-389

何ーーーー!!!!

猫の神様だと思っていたお方が、お方が、お方がーーー

神様の鼻毛ーーーーーー!!!!!!!!!!

おもろすぎますわ。

かつてこのような大胆な発想で物語が進んでいく話があったでしょうか?????

びっくりしすぎましたわ。

オム、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

受けたにゃ。
ニャハハハ
良かったーー

そんな大それたシロモノではないぞよ。
オムも相当、おもろいぞよ。
ぷぷ
v-410

五黄様。
もとは鼻毛って・・・これ、都市伝説ですよね?
鼻毛があんなに大きくなるなんて信じられないですからね。
どんどんウィットに飛んだお話になっていきますね。

さやいちちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

ぷぷ
都市伝説・・・
さやいちちゃんもうまいこと言うなぁーー
座布団を三枚あげよう。
v-389
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 のくにぴゆう

Author: のくにぴゆう
猫国の住民達の物語を書いています。
作者はコメを食べて生きてます。
コメくださ~~い!
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