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第二章 旅立ち 干物屋五斗2

前回

ホッペが落ちるほど、美味しい干物を堪能していると、あたふたと世の吉と五斗吉が店に戻って来た。
二人の平らげぶりに五斗吉は嬉しそう。世の吉は桃吉が役にも立たないと力説してる。
そんな話の中、五黄の話題から世の吉にとり、義兄弟の貞吉の話題になる。


はじまり、はじまり


世の吉はお蜜の話をする。

「あらまっ!やっぱ揉めたのね」

「ご存知なんで?」

「あのジョニーを連れて行ったのは俺なのよ」


え゛ーーッ?あんまりだょ~、俺の義兄弟の貞なんか尾っぽが痛いって痩せたって。 なんでそんな野郎を連れて行ったんですか?」


「だって九尾のお蜜がさぁ
あいつがたまには毛色の変わった猫とつき合いたいって言うんだよ。
普通の猫は飽きたのよって。

あんたはいろんな場所にも行くし、
知り合いの中に色々な猫もいるだろう?ねぇぇ聞いておくれでないかいぃ? なんて、あのもの凄い色気の流し目でお願いされてみなょ、仕方ないだろが」

世の吉も五斗吉も口を揃え「そんじゃあ、仕方ないです」

「あの姐御にお願いされたらあっしだって、火の中水の中ですよ。
いいなぁ~きっとお願いょん、なんて言いながらゴロニャンされたんでしょ?」


「ちっきしょーーッ!」


五斗吉は桃吉の耳を噛んだ。(ガブッ)


ふんぎゃゃーっ!


桃吉が泣き叫んでいると世の吉がおっかない顔をする。


「だまってろ!」


「だってダッテ五斗吉兄貴が耳噛むし...(涙)」

痛さで半べその桃吉を皆、無視してる。

「まっ、コロニャン程度かなぁぁ」

ノン吉はあごをこすりながらニヤニヤする。


「ちっきしょーッ!」


五斗吉はまた又、桃吉の耳を噛もうとしたので、とっさに耳を手で隠した。桃吉の小さな抵抗に憤まんやる方ない顔をした五斗吉は世の吉の尾っぽを噛んだ。それもかなり思いっきり。


う゛ぎゃゃーー!尾っぽが、尾っぽ切れだぁーッ!


世の吉は天井まで飛んだ(ビョーン)戻ってくるなりもの凄い顔をして五斗吉に殴り掛かった。どたばたしているので、ノン吉が間に分け入った。

挿絵参照↓↓↓ 絵をクリックすると大きくなります
yonoopo.jpg

「いい加減にしろよ、五斗の癖の悪さは世のも知っているんだから、五斗は板きれでも噛んどけ。まったく。だからこの界隈じゃ、耳や尾っぽの先が欠けてんのが、ごろごろいるんだよ」

桃吉は耳が欠けなくて良かったと思った。(ホッ)

「尾っぽの先がないぃぃ~(涙)」世の吉はひぃひぃ泣いてる。

「五斗、先っぽはどうした?」

「腹の中」


「俺様の尾っぽ食いやがった!?俺の尾っぽをッ、尾っぽを返せぇぇーー!」



泣き叫んでいる。

「食っちまったんだから仕方ねえだろう、そんなに騒ぐんじゃないさ」

「だって、俺の大事な先っぽ......」

「仕様もねえなぁ、ガキみたいに泣くなよ、取っておきのいいもんやるから」

ノン吉はポケットを探ると、テニスボールを取り出した。

桃吉は知っていたが黙って見ていた。

「なんですか?」

「これをこうしてお前の尾っぽの先に付けるのよ、これは夜になると光るのよ。(ピカピカ)蛍玉っていうのさ、夜になるのを楽しみにしてな」

世の吉は途端にご機嫌になる。

「え?それいいなぁぁ」

五斗吉は羨ましがる。テニスボールを知らないらしい。


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テ、テニスボールは光るのか~。
世の吉カワイソスw

CHIゆさん、いらっしゃーい!

ふふんv-391
世のには、この程度だと薬になるかなぁ程度。
それもほとんど効いてないよねぇ~
まったくかも、
そういう処が世の吉の世の吉たるとこです。
ありがとう、読んでくれてるのね。
嬉しいです。
コメも嬉しいニャンv-410

ねこのけんか

それで先っぽにボールが、と納得^^ゞ
登場人物の解説に目を通し、
なんでぇ? なんで尻尾にテニスボールがと、謎でした。

猫を どかさないか(ねこ のけんか)!
ではありません。
ねこのけんかですが、
必ず出る十八番、俗に言う猫パンチ。

母猫が、いたずら(あぶなjこと)をした子猫の頭を
軽くぽかっと叩きます。
それを初めて目にしたときに、
ああ、動物にも情があるんだと勝手に思い込みましたw

でも、あるとおもうんですけどね。

ちあさん、いらっしゃーい!

う~~ん。
まじコメしたくなる。

云えるのはこの猫国を書いたきっかけに独りの猫様がいることです。
今、側で寝てくれる母猫のみーです。

彼女に救われたことから始まりました。
人は情ではとても及ぶところではない。
そう思います。

テニスボールなんてどこから拾ってきたの?
あっちとこっちの世界の狭間にでも落ちてたのかな。
それとも、ノン吉は人間のいる世界にも顔を出しているのかしらん。

節さん、いらっしゃーい!

ププ、節さんが怒っとるv-410

それはねぇ、おいおいていうか・・・
わかると思うニャぁ

ノン吉はある意味、ちょーースペシャルなおニャなので・・・
それもおいおい・・・
おいが多すぎるぞーー。
へへv-391

こんばんは

世の吉はノン吉に騙されてるのかなぁ~
テニスボールは光らんよな~?
え~っ?それとものん吉が知らないのかな?
そんなわけないよなぁ?
え~っ!それとも僕が間違ってる?

よしいぞうさん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

こんな突っ込みが入るとは・・・
困った。
ぼーっと光っている程度と思うて下さいませ。

蛍光色だし。
v-283ニャハハハ

五斗えらいなあ。

一人なのに月間売上表なんか作ってる…

でも、これってとっても大切なことですね。

仕事が楽しいって思えるのって、こういうことだなあと(*^_^*)

乱暴は直さないと皆が大変だけど(^_^;)

にゃん先生@管理人さん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

普段は真面目過ぎるくらいなのにね。
変な癖があります。
ぷぷ

五斗が精魂込めているだけあって干物はうんまいよ。
菰傘のお土産としても人気です。
v-410

おひさしぶりです

おしさしぶりです。
体調崩して、くたばっておりました。
私にとって、10月11月は毎年きつい時期です。
復活したことを、ご報告にあがりました。
また訪問させていただきます。

オムちゃん、お帰りーー!

こんばんはーv-411

無事で何よりです。
リアルが大事、これからも無理しないようにのんびりでいいと思う。
のんびりノロノロとそれでも進むから。
v-389

九尾の猫は猫国在住なんですね。
恐い猫ですよね。
それにしても、テニスボールって光るんですね。
知りませんでした。

オム、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

その通りでござる。
ぷぷ

実際は光らないらしいよ。
へへ
だってぇニャンタジーだもの。
ニャハハハ
v-392

五斗吉・・・普段はおとなしそうなのに、
実はUP&DOWNが激しい性格だったみたいですね。
世の吉かわいそう。
痛かったろうに。
でも、テニスボールって・・・

さやいちちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

なにせ独身が長いし・・・
ぷぷ
お気の毒なのが世の吉。
だけどバチが当たったんだわ。
ニャハハハ

お陰で世の吉のトレードマークになりました。
v-410
プロフィール

 のくにぴゆう

Author: のくにぴゆう
猫国の住民達の物語を書いています。
作者はコメを食べて生きてます。
コメくださ~~い!
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今まで紹介をしなかったのですが、それも変だなと 三ニャンを宜しくお願いします。

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