スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第二章 旅立ち ノン吉登場3

前回

ひょんなことからノン吉と知り合った桃吉は、ノン吉に猫国のことをいろいろと教えてもらうのであった。


はじまり、はじまり



「ノン吉兄貴は、ずい分あっちの世界の事をご存知ですね」

「風来坊だから、いろいろな世界を知っているのさ。
そうだなぁ~ お前が居た人国の百年がこっちだと十年くらいになるな」


なんですって?それだと俺はすでに浦島太郎状態......?」(想像してる)


挿絵参照↓↓↓ 絵をクリックすると大きくなります

urashima.jpg

「ふふ。何だか知らねぇけど、そんな所さ」

「そしたら俺が世話になっている五斗吉兄貴はいつ頃来たんですか」

「あいつはここに来て二十年にもなるかな」


ええーッ?そしたら江戸時代の人だったの!?...そんな人に俺、世話になったの.....(ビックリ)」


「ふふ。まっいいやさ、桃吉もこれからはこっちの者になったんだしな、
それに俺と一緒にフラフラするのも中々面白いぞ。処でお前は旅したことあんの?」

「自分が人間だった頃は、旅なんていう程ご大層なことした事ないなぁ。
小さい時に行ったらしい写真で見た記憶のない家族旅行に、学生時代の修学旅行くらいかな。
あまりにしょぼくてお粗末な旅の記憶...情けない(トホ)」

「そんなにがっかりするなよ。
俺はさぁ、ここのノンビリしているとこも好きだし、違う世界を旅するのも刺激的で好きなんだ。
ここは食い物は美味いし、気候も穏やかでさ とろとろしちまう場所なのさ」

「へぇー、なんかわかります」

「だけど、あんまりここにいると溶けちゃうくらいに体がなまっちまうのよ。
だから旅に出るという寸法よ」

相づちをしている内に、五斗吉の店の前に着いた。

「相変わらずの干物だねぇ」

ノン吉が楽しそうにしている。桃吉は潜り戸を叩いた。(トントン、トントン)


「今帰りましたー!」


戸をガタガタ鳴らせて、店の中から五斗吉が出てきた。

「あれれぇ、桃吉なにしてんだよぉ、飯が冷めちまうだろ、顔洗ってこいって言ったらいつまでも帰って来やしねえんだからョッ」

「すみません」

「すまないなぁ~俺のせいなんだよ、五斗吉よう」

その声を聞き驚いた顔をした五斗吉がノン吉を見て、途端に態度を変える。

「驚かさないで下さいよ!ノン吉兄貴じゃないですか!
しかしお久しぶりですねぇ~だけどなんでノン吉兄貴が桃吉と一緒にいるんです?」

不思議そうに聞くので、あらましを話した。

「へー、あっしはなんでも良いですよ。兄貴がこいつを気に入ったのなら構わないし、あっしは世の吉兄ィに頼まれただけだし、厄介払いできるし。だけどこの事は世の吉の兄ィに言わないとね」

あまりな言われように桃吉はブルーになった。

「俺もそのつもりよ。お前に話したらその後で、世のとこに行くつもりさ」

「そんじゃあっしは兄ィのとこに、ひとッ走りして呼んで来ますよ」

「兄貴と桃吉は支度してありますから、飯でもやっていて下さいましよ」

五斗吉は請け合って走り出した。(猫走り)
見送るノン吉は「五斗はカワイイ奴だなぁぁ」独り言を言う。
桃吉は自分を厄介払いできるからって、あんなに張り切って行ったよッ!とふて腐れる。



とても励みになります。\(^o^)/ 
★PC_ぽちっとお願いしまーーす★

人気ブログランキングへ

拍手とコメントをありがとうございます。
戴いたメッセージのお返事は拍手欄にしています。
(鍵コメは管理人は読めますが返事ができません)
どうか宜しくお願いします。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

どうもお世話になっております。

お世話になっております。
LandMです。以前はメールありがとうございますね。
新しいキャラクターも出てきて面白くなってきますね。
これからまた旅に出たりするのかもしれませんね。考えてみれば、ピンクの猫っていうのも珍しいのはこの世界でも同じなんですね。

また読ませていただきます。

いつもありがとうございます。

LandMさんの感想にはいつも答えるのが難しくて・・・。
桃吉の色はめずらしいのかと云われると、うーんと考えてしまうのです。
何せ、染めるのが当たり前の世界ですし、ただ天然は少ないかと・・・
珍しいような珍しくないような・・・・答えになっていない。すみません。

またいらして下さい、LandMさんの方にも行かさせてもらいます。

気分の問題ですが、「姉さん」よりも「姐さん」と呼んだほうがぴったりくるように思いました。

個人的には桃吉が誰かと「義兄弟の契り」をするところが読みたいですけど……とうぶんなさそうですなあ。腕を切って血をすするとか、ちとグロい光景ですし出てこない公算のほうが高いよなあうむむ。

また続き読みますね~。

ポールさん、いらっしゃーい!

そうですねぇ、ないです。へへ
血なまぐさいのは嫌いなのです。
実社会は陰惨で惨い事が多いい、そんな世界にうんざりしています。
猫国ではなるべく、そう云うのとは切り離したいと思っています。
穏やかで、温かい、少しはスパイスもある。
そんな物語でありたいです。
また来て下さいねv-410

桃色がブルーに……あれ、桃色とブルーあわせたら、そこなかなくバイオレットか。
五斗はノン吉と仲がいいのね。

渡世の情が身に染みるぜ兄貴~:桃吉

節さん、いらっしゃーい!


ノン吉は五斗の干物屋にはけっこう行くみたいです。

干物大好きなノン吉です。

桃吉の猫生も始まったばかり、これから、これから。

ちあです また遊びに来ました。

『飯でもやっていて下さいましよ』

思わずのけぞりました。
やっていってという表現はすぐにはでてきません、のくに様。
任侠ものに浸っていましたね?
ちあは今は亡き大御所、鶴田浩二さんが大好きでw

息子さんは、たしか北斗 学さんという俳優です。
ここにも斗がありますね……^^ゞ

ちあさん、いらっしゃーい!

のけぞりましたか?ププ

私は江戸時代が大好きでして、
あの時代のもの全てがラ~~ブv-10

それでどーしてもこんな感じになってしまうんですぅv-389

へへ、同じ乾物好き同士、
どうです、わっちと空っからになるまで突っ走りませんか?v-30

なにを言うんだい、おまえさん。
いつも置いてきぼりで雌猫の色香を追い回しているくせに。

ばちん!

猫パンチ 一発

ちあさん、いらっしゃーい!

のぉーーーv-393
ちあさん、その空かっらは、そっち方面の空っからではなく、
お互いが書いている物語を完成させて、
明日のジョー的に白く燃え尽きよう的な・・・
なことを書いたわけでござる。
けっして、猫パンチされるような・・・
キャーーー、だから誤解て゛ぇ~~、ギャーーー。
にゃーなったら、棒鱈パンチを・・・
キャーーーちあさん、堪忍してぇなぁ~~v-399

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

おはよ

桃吉、これからどうなるんだろうな?
猫世界を探検ですな。
楽しみに読ませていただきます。

かぶともさん、いらっしゃーい!

おはよーv-411

長い物語だから、のんびりと楽しんで戴けたら。

探検してるうちに住みたくなると思うよ。

ニャハハハ。

私はたまにドテラとして、出たりしてます。

「知っとけ」とか、「のくには見た」にです。

覗いてみて下さいね。

私もリンク致しました。

これから仲良くしてくださいね。

よろしくお願いします。

v-410

こんばんは

そうか~・・・
百年が十年か~ のんびり猫国ですね^^
なんか行ってみたくなりました。
しかし、五斗吉は江戸時代の人間だったとは・・すごい!
う~ん おもしろいな~(^^)

では、また~(^^)/

よしいぞうさん、いらっしゃーい!

こんにちはーv-411

のんびりなんですよ。
だからのんびり読むのが合っているのかもね。

江戸時代の人と会ってみたいですよね。
五斗はけっこう物知り。
寺子屋に通っていたらしいです。
v-410

あら~

ノン吉は良い奴で律儀ですね。
いや、五斗吉もそうか。
猫国の人間は、違った、猫はみんな、こうなのかな?
なんか渡世の仁義を感じました。
生まれも育ちも葛飾柴又みたいな。
あれも一応、猫科?

オムちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

人間と変わらないと思って欲しいやね。
その方がスムーズだしね。

義理人情が大好きにゃんだにぃ~
ぴゆう姐さんと呼びなさい!(すでに誰かにそう呼ばれていた・・・)
ニャハハハ

いろんな事が少しづつ、わかってくるような感じです。
のんびりとお付き合い下さいませ。
v-392

いいわぁノン様。

登場したときはあの「CATS」にこんな猫がいたような・・・?と思ってしまったけれど、気っ風の良いアニキ、惚れちゃうわぁ。(メス猫か、あたしゃ)

これから旅から旅の生活が始まるんですね?
やじきたみたいなこの二人(二匹?)の道中が楽しみ(^^)


あ、関係無いですが、我が家のメス猫が今発情しておりまして大変なことになってます・・・。
あたしをオス猫と間違えているのか、悩まし~いポーズで「ころりん」と転がったりするんですのよ。

秋沙さん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

いいんですよ。
ここは猫国。メス猫でもオス猫でも何にでもなれる。

ですね。
二人は結構気が合うのですねぇ。

ぷぷ
新宿の猫カフェで発情している子がいたなぁ。
とっても愛想が良くて面白かった。
キャハハハ
わたしもオス猫と間違われていたな。
v-283

五斗吉もすっかり猫国の住人なんですね。
猫国に住むと、義理人情にあつくなるんでしょうか。

オム、いらっしゃーい!

おはよーv-411

五斗吉には元々備わっていたと思うけど、
環境が変えるということもあるよね。

猫族はお節介だし、誰でも独りボッチでいさせない。
無関心よりはいいかなと思う。
v-410

世話役が放免になって、少し肩の荷がおりたようですね。
世の吉の頼みとあらば、断れなかったのでしょうね。
義理堅いですね、五斗吉は。

さやいちちゃん、いらっしゃーい!

こんばんはーv-411

ぷぷ
世の吉って得手勝手の見本みたいな猫。
五斗吉も猫がいいのよね。
v-410
プロフィール

 のくにぴゆう

Author: のくにぴゆう
猫国の住民達の物語を書いています。
作者はコメを食べて生きてます。
コメくださ~~い!
ブログ内の小説、画像の無断転載、コピー、転用は禁止です。

もくじ
最新記事
リンク
当ブログはリンクフリーです。
最新コメント
いろいろ
今まで紹介をしなかったのですが、それも変だなと 三ニャンを宜しくお願いします。

母のみーです。 mi3.jpg

息子のちーです。 chiko1.jpg

娘のぽーです。 po1.jpg

揃い踏み mcp1.jpg

木登りおーちゃん Ochan.jpg

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ





検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
pictlayer
画像をクリックすると大きく、もう一度クリックすると閉じます
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。