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大相撲 34 小天狗カップル

前回

桃吉が降りた(落っこちた)場所には小天狗の煤煙坊(すすけむぼう)と墨姫(すみひめ)がいた。何やらイチャイチャしている。手なんかも繋いだりしている。

怪しい・・・すごーーーく怪しい。さーてんとうーてんに言いつけると言った途端に大慌ての二人。なにがあるんだろうか?ニヤニヤ。


はじまり、はじまり


二人は大慌てである、桃吉はニヤニヤしている。猫が悪い。

「ならぁ~、内緒にしてもいいけどお~、、、も」

「わかったよ!桃吉にだけに言うんだから、内緒にしてよ!」

「うーてん様とさーてん様にばれたら、おーてん様のとこに左遷されてしまうわ!」

「へへ、だから教えてよ」

「えっへん!あのぉ...そのぉ...僕達、清い交際してんの。
わーーーッ、言っちゃった!恥ずかしーッ!

「イヤだわぁ~、煤煙さんたらそんなハッキリと!あたし恥ずかしいわぁ~」

はしゃいでイチャイチャしている。

挿絵参照↓↓↓  絵をクリックすると大きくなります
kotengcoupel.jpg

「・・・・あのぅー、お取込中何なんですけど、いいですか?話しても」

恥ずかしそうに黙り込む。

「別にいいんでないの?いい事じゃん、愛し合うのってさー!」

キャあ~~、そんな恥ずかすぃいいーッ!」

「桃吉、そんな赤ら様に、、、恥ずかしいだろろ

煤煙、変になっている。

「けけけけ。マタマタ照れちゃって~可愛いねえ~」

このバカップルと桃吉では永遠に話しが進みそうにないので、野暮だが何故二人がここにいたのかを説明しよう。
二人は昔から両思いであった。

お互いの気持ちを知ったのはつい最近なのであるが、どうしても隠して交際しなければならない理由がある。

何せ、うーてん達天狗は職場恋愛を固く禁じて風紀の乱れを戒めているのだ。さーてんは自分から風紀を乱していると思うのだが、何せ得手勝手な『お勝天狗(おかってんぐ)』である。

自分達の事は『高ぁーい棚に上げて』子分達には厳しいのである。そこで二人は仕事が終わると竜巻平原から離れた【縁よすがの森】に来てデートをしているのだった。桃吉は二人から聞くとすっかり同情した。

「不憫(ふびん)だーぁ!愛し合う二人の邪魔をする、うーてんとさーてんの魔天狗軍団。まるでロミオとジュリエットの物語のようだ~~~!いや、待てよ!

ロミすすとすみェットだあーーー!

「どっちでも何でもいいよー!とにかく絶対に黙っててよね!」

「桃吉さん、内緒にしてね」

「だけどさあ~ずっーとこのままでいいわけなの?」

「いずれは結婚、、うわぁッ!言っちゃったあーーーッ!!

「イヤだぁ~~煤煙さんたらッ」

又、始まった。終わるまで待っていよう、暫時休憩。

「もぉーい・い・で・す・かー?」

「(あっ?)ゴホンッ、失礼した」

「ほほほほ」

「そういう気持ちなら、このままなのはいけないと思うよ」

「だけど、、、バレたら怖いし。それにどっちかが寒い大天狗様のとこに左遷されるよ」

「そうなった小天狗がいるの?」

「いないよ、俺達だけ。うっほん!『僕達だけ』愛に目覚めたの。ぎや~~~ッ、照れるーー!」

「けっ!言葉遣いまで変えちゃってぇ~~いいかっこしいなんだから」


ペチン!


煤煙坊に叩かれた。

「ぶぅーだ!けどさあ、それなら反対されるかわからないよ」

「でも、職場恋愛禁止だもの」

「だけど恋愛だけならなんだけど、結婚したいんでしょ?」

「うん、したい!なんちゃって~☆」

いつもの煤煙とは天狗が変わったようにはしゃいで可愛いのである。桃吉は微笑ましい二人の為に役に立とうと思った。そして、やっと大事な用を思い出した。

「ありゃーッ!すっかりこんと忘れてたーッ!」

「どうしたの?」

「俺、急いでいたの!」

「菰傘(こもかさ)村に行くのね?」

「だけど桃吉、ここは少しずれてるよ」

え゛ーーッ!?西に真っ直ぐ飛んでいたのに」

「まだ西風に乗るのを覚えてなかったんだね?」

「へへ、どうやらそのようで。あのさあ~俺、絶対に急がないといけないんだけど、自信がからきしなのよ。今まで飛んでみて沁みじみと感じるのよ」

「そりゃそうだよ、ノン吉様みたいに飛びたくて、飛びたくて自分の皮まで伸ばす程の強い御意志のお方と比べたら、桃吉なんておまけで羽を付けて貰ったようなものだもの。覚えの悪さは天下一品だし」


ぶーーッ!


「煤煙さんたら酷いわよ、そこまで言ったら」

「本当だよねえ~、可哀相だよねえ~、これでも努力はしてるんだから」

自分でかばってる。

「どんな努力か訊きたい処ですけど、話してる暇もないようですから我慢しときます」

「はいはい」

「では、あたしと墨ちゃんで行ってきましょうか?」

「いーえ!出来れば俺も連れて行って欲しいなぁ~~~なーんて!」

「だって折角のデートが、、、」

「いいじゃないの、煤煙さん。困っている時はお互い様よ」

「さすが~墨姫ちゃんは優しいーー!」

「あんまり墨ちゃんに馴れ馴れしくしないで下さいよッ!」

「あっ、ヤキモチ焼いてるぅぅ~!」

「そッ、そうではなくて、、、おほっん!わかりましたよ」

こうして二人は桃吉の手を取ると飛び上がった。







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