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第三章 とんびと鷹 お加奈の秘密1

sanneko.jpg

挿絵参照↑↑↑  絵をクリックすると大きくなります

「あっ、いたょっ!」

「ニャっ、ほんとだ!父ちゃーん!父ちゃーん!父ちゃ~~んってばぁぁー!父ちゃんよぉぉーうッ!


「五月蝿いねぇぇ、父ちゃん、父ちゃんなんて何度も言うなょー。豆腐屋じゃねぇんだってんだょぉ」

「だってーッ、返事もしないんだものぉぉ」

「ちょーだょぉ」

「ニャ~にゃ~」

「ニャぁ」

「ったくょ・・・、三吉が何か言うとチビ達まで一丁前に言いやがる。参ったねぇ。父ちゃんは五斗のおじちゃんとご用があるのだからして、あっちに行ってろ」

「だめだょ!おいら、母ちゃんに父ちゃんを見張ってろって言われてんだから」

「ちょーだょぉ」

「ニャ~にゃ~」

「ニャぁ」

「またお陽のやつ、余計な事を言いつけやがって。(ん?)・・・言いつける?・・・(ピーン!!)あっ、そうだょ!そうだよ!」

「何をブツブツ言ってるんですか?」

「オイラ思いついたょ!良い策をさ。何だあぁ~、何で早く思いつかなかったのかねぇぇ、もぉーっ、オイラの馬鹿ハ゜カハ゜カアルハ゜カ」

「何を言ってるんです?もごもごと・・・」

「父ちゃん!何やってんの?自分のおつむを叩いたら、お馬鹿になっちゃうょ」

「ちょーだょぉ」

「なちゃぅ、なっちゃぅぅ」

「ニャにゃん、ニャにゃ」

「いいんだょ、父ちゃんはとっくにお馬鹿になってるから」

「・・・・」

「ええーぃ、そんなことよりも五斗よっ」

「へいッ」

「灯台の爪の垢だったょ」

「へっ?」

「父ちゃん、それは灯台下暗しッ」

「うっ、うるせいなぁ~雰囲気がわかればいぃんだょ!」

「・・・・」シラーーー

「さっぱり、わかりませんでしたけど」

「何もさ、オイラ達が行く事ないのょ」

「じゃ、誰が行くんですょ?」

「ここにいるじゃないの。ピッタリのこまっしゃくれたのが」

「えっ、こんな子供に??」

「子供だからいいのょ。藤平様はオイラ達みたいな者には、もぉ~至って厳しいお方だけど、チビ達には甘いんだから」

「へぇぇーっ」

「さっきから、へぇーへぇーばっか言ってんじゃないょ」

「へいっ」

「おい、三吉」

「なぁーにぃ?」

「お前、これから藤平のおじちゃんのお屋敷に行って来な」

「なんでょ?」

「父ちゃんの代わりにょ」

「や・だ・よ」

「なんでょ?お前、母ちゃんの言う事は聞く癖に」

「それとこれとは別だょ」

「全くーぅ、しょうがないガキだね」

「だって、おいらは父ちゃんを見張っとけって母ちゃんに言われてるもの」

「いいから、行ってこい!なっ?行っておくれょ~、三吉ちゃん!」

五斗吉は変な親子の会話に笑っている。

「やだけど行っても良いょ」

「本当か?」

「うん。そのかし、角屋で何か買っておくれ」

「なんだとぉ!?駄賃をよこせってかッ?」

五斗吉は大笑いしている。

「まったく、しっかりしてるょ!さすがにお陽の子だょっ」

「あんたの子だょ」

五斗吉は笑いすぎてヒぃヒぃ言ってる。

「わかったょ。ほら五斗、出してやれ!」

「へっ?何であっしが・・・」

「仕方ないだろ、お陽のやつ、俺がチビチビ貯めていた粒銭まで取っちまいやがったんだから、スッカラカンなんだょ」

「しようもねえなぁぁ、ホラょ」

「えぇ~??こんだけぇー?こんだけじゃ皆の分まで買えないょぉぉ、もっとおくれよぉぉ~」

「あちゃぃのも」

「おいらも」

「ニャア、にゃぁ」

「わかったょ、ほら、こんならいいだろ?」

五斗吉は仕方なく財布から粒銭を出す。三吉は子猫達と喜んでお菓子を買いに行く。


♪ニャ~ぃ☆ニャ~ぃ☆♪


「あ"っ、先に駄賃を渡しちまったよッ」

「仕方ないでしょうょ、もう渡しちまったんだし、だいち、あれは言っときますけどあっしの銭です」

「いけずだねぇー、わかってるよ」

二人が一休みしていると、賑やかに子猫達が戻ってくる。


♪ニャンにゃんニャーーん♪


「あれまぁ、あんなに買い込んで。見てみてなょ」

「本当だ、両手に飴玉を持ってますょ」

「いやだねぇ~、普段甘いの食べさせてないのかねぇぇ。どこの子ょ~?」

「兄ぃの子ですよ!」

三吉と子猫達は大きな飴を頬張りながらニコニコしている。




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